『通りすぎたら一見様』

「相手の気持ち」2000/8/3


 ドラえもんに出てくる「翻訳こんにゃく」っていうのを知ってますか?
 これは互いの話す言語が違う時に、食べた側がもう一方の話す言語を話せるようになる世界的なコミュニケーション社会には何ともありがたいしろものである。
 これは人間⇔人間だけではなく、人⇔動物などでも使えるのだが、アニメ「ドラえもん」の中では主に、ドラえもん・のび太グループ⇔動物で使われることが多い。

 ここでちょっとした疑問が浮上した。これを食べさせられた動物は、こんにゃくが好きなのだろうか…。
 のび太は、いきなりドラえもんのポッケから出された「翻訳こんにゃく」(おそらく生)をおもむろに口に持っていかれて食べさせようとするのである。
 たまには嫌がる相手(動物)がいてもいいのではないか。それか食べさせられて第一声が「俺…、こんにゃく嫌いやねん。」とか言う奴が今後出てくるかもしれない。
 こうなってしまっては、せっかくのコミュニケーションの道具も互いが気分の悪いまま双方会話が始まってしまうのである。

 ここでこれを回避できる方法を一つ考えた。この「翻訳こんにゃく」をのび太自信が食べて相手に合わせると良いのではないか。
 ドラえもんの道具は非常に優秀だが、相手の気持ちを考えるということも教えてあげることも大事だと感じるのである。
 最近の自分さえ良ければという考えがこういった点にあらわれているのかもしれない。

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